どうしても結婚式に出席したかったけれど、やむを得ない事情で出られない、という方は意外と多いものです。
そのために電報がありますが、ありきたりな文章ではつまらないし、出来れば新郎新婦にちょっと笑ってもらえるようなユニークな祝電を送りたい、と考えている方は必見です。
どんな電報を送れば喜んでもらえるのか、新郎新婦だけではなく会場にいるゲストの方々にも和んでもらえるのか、演出の仕方なども含めて紹介していきます。
また、あまり行き過ぎた演出にならないように、祝電のマナーについても紹介しましょう。
結婚式披露宴で電報を読まれるタイミングはそれぞれですが、冒頭の乾杯のすぐ後だったり、余興の前だったりと、まだ会場が何となくリラックスしきれていない時間帯に読まれることがほとんどです。
新郎新婦はまだ緊張がほぐれていないでしょうし、余興の前であれば頼まれたゲストの方々は一番ドキドキしている頃でしょう。
そんな雰囲気の中、ちょっと笑えるような、その場を和ませてくれるような祝電が急に読まれたらどうでしょうか。
その場にいる全員がリラックスできるでしょうし、明るい幸せな雰囲気に変わると思います。
そして、その気持ちはお祝いの気持ちと一緒に新郎新婦へも印象深く届くことでしょう。
他の人とはちょっと違ったユニークな電報には、会場を和ませるという力があります。
そして新郎新婦への印象効果も抜群です。
結婚式に出席できなくても、電報で気持ちは十分伝えることができるのです。
では、どんな演出を電報に入れればいいのでしょうか。
いくつかありますが、人気があるのはその場で新郎に結婚の宣誓をさせるパターンです。
とは言っても冒頭から「この場で誓ってください!」ではおかしいので、まずは新婦とのエピソードや今回出席できなかった旨などを伝えて、「大切な友人である新婦に、生涯幸せにすることを誓ってください!」のような言葉で締めると盛り上がるでしょう。
送り主は欠席しているにも関わらず、会場の流れを作っているような演出です。
他にも、妻もしくは夫になれたことを免許証授与のような形で文章にしてみたり、取扱説明書のような文章で新郎新婦を紹介したりする電報などもおすすめです。
また、独身の友人が新婦に向けて、悔しさ半分、嬉しさ半分の正直な気持ちを綴る電報も以外と受けがいいものです。
いくら盛り上がる祝電であろうとも、やはり結婚式は神聖なものなのである程度のマナーは必要です。新郎新婦といくら仲が良いからと言って、ふざけすぎて不快な思いをさせてしまってはいけません。「親しき仲にも礼儀あり」です。
まず、「ご結婚おめでとうございます。」の文言は必ず入れるようにしましょう。そしてふざけすぎて不幸になるような言葉を使うことも厳禁です。
また、会場が受けるだろうと考えて、別人になり変わって電報を送る人がたまにいます。
会社の上司が独身の女性社員の名前を使って、先に新婦が結婚したことが悔しい、というような内容を面白おかしい文章を作って送ることがあるのです。
会場内は笑いが起きるかもしれませんが、当の本人にしてみれば不快以外何ものでもありません。
結婚式は新郎新婦はもちろんのこと、出席者も含めて誰もが幸せを感じることができる儀式です。
周りのことも考慮しながら言葉を選ぶようにしましょう。
笑える結婚式の電報は考えれば考えるほど色々浮かんでくると思います。
特に、新郎新婦と仲が良ければエピソードもたくさんあるでしょうし、昔やった遊びの内容をアレンジしてみたり、親しい間柄だからこそ分かる内容を書いてみたりするのもいいでしょう。
出来れば会場にいる方全員が幸せになれるような、ユニークで且つ心が和むようなものであれば最高の祝電であると言えるのではないでしょうか。