結婚式に出席できないから祝電を送ろうと思い、「気の利いた文面を」と先延ばしにして忘れてしまい、ハッと気づいたら式の当日だった、という経験はありませんか。以前は数日前に手続きをしないと送れませんでしたが、今では即日で届くサービスが一般的になってきました。これならうっかりした人でも間に合いますし、急に電報を利用しなければならない時も安心です。では実際に、どのように依頼をすればよいのでしょうか、気になる料金も含めてみていきましょう。
出席できない結婚式へ送る祝電を忘れていた、という話はよく耳にします。招待状が届くのは3カ月前くらいなので、どんなスタイルが良いか、どんな文面が良いかと悩んでいるうちに忘れてしまい、送り損ねてしまうこともあるでしょう。それ以外にも、直前に式が行われることを知り、どうしてもお祝いを送りたい、ということもあると思います。そんな時は、式の当日でも依頼できる電報サービスを利用しましょう。最近では、主要都市の会場へ送るなら、式の3時間前まで受け付けてくれます。スタンダードなタイプの祝電から、プレゼントが添えられた祝電も選ぶことができます。言葉を伝える手段から、心のこもったプレゼントというスタイルに変化した電報は、バルーンやぬいぐるみ、お花やギフトカタログ付きなどもあります。自分らしさを演出し、新郎新婦に喜んでもらえる優秀ツールなのです。
最近の祝電は、司会者が読み上げる際に置き場所に困るほど、様々なギフト付きのタイプが一般的になっています。生花やプリザーブドフラワー、バルーン、ぬいぐるみ、フォトフレーム入り、オルゴールボックス入り、カタログギフト付きなど、趣向を凝らしたスタイルが多く、価格も1,500円前後から10,000円を超えるものまで、バラエティに富んでいます。当日発送が可能なギフトつきのものも、数多く揃っており、新郎新婦の趣味に合わせて選ぶことができます。最もリーズナブルな即日発送できる祝電は2,000円を切る価格で、当日発送の電報が1,300円前後、当日3時間前までの発送には特別料金が1,000円前後、加算されます。当日発送や3時間前までの発送は、どちらも発送可能なエリアが決まっていますので、注意して依頼してください。
電報を送ったことがないと、どうやって依頼すればよいのか不安になりますが、特別な手続きは必要ありません。インターネットで通信販売の商品を購入するような手軽さで、祝電を注文することができます。現在は様々な通信サービス会社が電報サービスを行っているので、料金やギフトの内容で注文先を選ぶことができます。まずはインターネット上で祝電の台紙やギフトの種類を選び、届け先となる結婚式場の情報を入力し、送りたい文面を入力し、自分の情報を入力し、支払いをすれば注文完了です。文例を掲載している会社も多いので、文面が思いつかない時は、参考にすると良いでしょう。インターネットを利用できない環境ならば、電話での注文も可能です。注意する点は、祝電の文字数により料金が変わるサービスもあるので、料金形態をしっかりと確認してから注文してください。
送り忘れにも、急に必要な時にも心強い味方となる祝電の即日発送は、覚えておきたいサービスです。通信サービス各社が、趣向を凝らしたギフトや低価格競争を繰り広げているので、送る度に比較検討してみるのも良いでしょう。とはいえ当日発送は地域限定なので、遅くとも3日前までには注文を完了するくらいの余裕も大切です。新郎新婦に喜んでもらうことが目的なので、心が伝わる文面と自分らしい演出のギフトを添えて、素敵な祝電を送ってください。