友達が結婚する、そんな時に送りたいのが、お祝いの電報です。
結婚式に出席できるならば直接、お祝いの言葉が言えますが、用事があって行けない、遠くなので出席が難しいなど、人それぞれ抱える事情があるでしょう。そんな時、祝電を活用しましょう。
以前は文字だけのサービスだったのが、さまざまな変わり種の電報が最近では多くお目見えしています。
古くはキャラクターのぬいぐるみが電報の入った筒を持っていたり、また台紙が豪華だったり、なんてものもありましたが、今ではさらに多様化しているようです。
電話やメールが発達した現代においてはすっかり枯れた技術の電報ですが、今や冠婚葬祭の場で、特に結婚式などお祝いの場では独自の文化として多様に進化し、変わり種の電報も増えています。
前述したぬいぐるみ付の電報。今もかわいいと好評でよく利用されていますが、ゆるキャラブームなどもあってか、最近では種類も増えて、さらにこのぬいぐるみが「おめでとう」と喋ってくれるものもあるそうです。
マシュマロやマカロン、高級ワインやお肉など、飲食物がつけられる電報もあります。これらの飲食物は、式翌日の結婚生活スタートを祝うふたりだけのディナーにも、活用できそうですね。
他に実用的なものではタオルでできた電報や、フォトフレームに入った電報もあります。
カタログから自分たちの欲しいものを選ぶことができるカタログギフトが付いてくるものは、お祝いも一緒に送れて一石二鳥ですね。
ただあまりにもかさばるものを受け取ると、新郎新婦も困ってしまいます。
車移動の場合ならばいいですが、そうでない場合、電報がぬいぐるみばかりになると持ち帰るのが困難です。
風船付きのものなどもまた、それを持って電車に乗って帰らなくてはいけないことを考えると、少々面倒です。
場合によっては、式場からの配送サービスなどを使わなくてはいけなくなり、新郎新婦の手をわずらわせてしまいます。
またシャンパーンなどアルコール類がついたものは、本人たちがお酒を飲めない場合だと、もらったところでどうしようもなくなってしまいます。
基本的にお祝いをされる側なので、もらったものはなんでも嬉しいでしょうし、例え困っていても、ことさら波風を立てるようなことは言わないでしょう。
だからこそ、送る側からしっかりと気を遣わなくてはなりませんね。
かつて電報は、電信電話会社のみが取り扱っていたサービスですが、今や祝電や弔電を扱っている業者は200以上にのぼると言います。
サービス内容も多様で、どこを利用するのがいいか、迷うところです。
料金が業者を選ぶ基準になりそうですが、どこもさほど変わりはありません。
送るメッセージの文字数に応じて変わってはくるでしょうが、大体、1000円ぐらいからとなっています。お祝いと思えばそれほど高い値段ではありませんよね。
ならば受け取る相手の好みに応じて、どのサービスを利用すればいいか検討しましょう。あなた自身がどんな祝電をもらえばうれしいか、それも念頭に置いておいたほうがいいかもしれません。
そのうえでインターネットで、いくつかのサービスを比較していたり、代表的なサービスなどを紹介していたりするサイトを検索して、その中から決めるといいでしょう。
すっかり周囲では絶滅してしまったのに、祝宴の場だけは特化して残り続けている、それだけでも特殊な存在のサービス。
その中でもユーモアのある変わり種の電報。
特に女性は、好きなマスコットなどがある人も多いでしょうから、それらのマスコットのぬいぐるみがついてくるような電報をもらえると嬉しいでしょう。
きれいなものが好きな人には派手な台紙を使った、華美なものを送るといいかもしれません。
とにかく、目を引く、インパクトの大きいものを送れば、後々までも記憶に残り、いつでもあなたと新郎新婦との間で、結婚式が思い出話として花が咲くこと間違いなしです。