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結婚式の電報についての常識!ここだけは押さえておきましょう

結婚式に出席する際に、守らなければいけない常識やマナーは割と周知されていると思います。
ヘアスタイルやドレスの色、靴のタイプや御祝儀の渡し方まで、細かいマナーが分かっている人は多くても、電報に関するマナーをきちんと把握している方は少ないように思います。
喜んでもらえる祝電を送るためにはどんなことに気を付けなければいけないのか、相応しくない言葉づかいや文章はあるのかなど、電報に関する常識非常識を学んでいきましょう。
また、結婚式当日に祝電を受け取る新郎新婦にも、もらった後にやるべきことがあります。一緒にそちらのマナーも勉強してみましょう。

ちゃんと準備できていますか?

まずは、結婚式の当日に確実に新郎新婦に読んでもらえるように、事前準備を早めに行う必要があります。電報の受付は一ヶ月前から始まっています。
まだ時間があるからと余裕ぶっていると細かいことが決まらずに結果としてぎりぎりになってしまったり、最悪間に合わなかったというケースも想定されます。
最低でも式の前日には会場へ到着するように手配しましょう。 そのためには、ある程度どんな内容の文章で送るか、ギフトは付けるのかシンプルな形式で送るのかなど、具体的に決めておく必要があります。
受付期間前であっても、こまめにネットをチェックし、新郎新婦に合ったギフトや文章を考えておく必要があります。そうすればいざ発注する際に焦らずに済むでしょう。
発注する際は、相手の名前や自分の名前も含めて誤字脱字等がないように注意する必要もあります。

「忌み言葉」を使っていませんか?

次に注意すべきは、電報の中で使う言葉です。祝電には使ってはいけない「忌み言葉」というものがあります。一体どんな言葉のことを指すのでしょうか。
忌み言葉とは、一般的に縁起が悪いとされる言葉のことを指します。結婚式に送る電報はお祝いを述べるためにあります。
式のスピーチや挨拶などでも使ってはいけない言葉や単語があるように、祝電に関しても同様なのです。具体的には、別れや終わりを連想させる言葉はタブーとされています。
「散る」「落ちる」「薄い」「最後」などが該当します。他にも「繰り返す」「度々」「重なる」という言葉も好ましくありません。
再婚することなどを連想させる言葉だからです。その言葉が何を連想させてしまうかを考えれば、使うべきではない言葉や文章は浮かんでくると思います。
言葉づかいや言い回しは常識を問われますので、特に気を付けるようにしましょう。

電報に対してのお礼、忘れてない?

次は祝電を受け取った新郎新婦が気を付けるべきマナー、常識を紹介します。結婚式の当日に送っていただいた祝電は、お礼を伝えることがマナーです。
祝電は式に参加できなかった人たちからの最大限の祝辞です。メールや手紙よりもずっと重みがあるものです。お祝いのメールには返事をするのに、祝電に返事を出さないのは非常識に値します。
では、どのような形式でお礼を伝えるのが一般的なのでしょうか。多いのは手紙にしてお礼を伝える方法です。お礼状という形で紙に書き起こし、相手に送るという方法です。
お菓子などの簡単なギフトとともに送る場合もあります。ですが、式の直後に新婚旅行に出かけたり、引越し作業などでなかなか手紙を書く時間がない、という方もいると思います。
その場合はメールで気持ちを伝えても問題ありません。少し前まではメールでお礼をするなんて、と思われていましたが、今はメールが一般的になってきていますし、忙しい中ですぐにお礼を伝えれる手段として最適です。
手紙でもメールでも、きちんとお礼は伝えるようにしましょう。

まとめ

電報ひとつを取ってみても、様々なマナーがあります。
もっと細かいことを紹介すれば、新婦の姓がどうなっているか招待状などで確認する必要もありますし、忌み言葉を使っていなくても、文章全体の内容がマイナスだらけだったり、
披露宴で読むには相応しくないふざけすぎたものであっては常識のない電報になってしまいます。電報は相手のことを思いながら気持ちが残せる、むかしからある貴重な方法です。
お互いが気持ち良く利用できるように、最低限のマナーを守りながら有効的に活用しましょう。