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結婚式の電報で感動してもらうにはどうするの?

電報の中身というものはありきたりなものが多いのが一般的です。だいたいの人が定型文から文章を選ぶでしょうし、自己流で考えたとしても当たり障りがない文章ばかりを選んでしまいがちです。
そこで、他の祝電に少し差を付けて新郎新婦を感動させるような内容を考えてみてはいかがでしょうか。その人へ送る祝電は一生に一度のことです。
せっかくであれば相手の印象に残るような感動的なものを送りたいものです。どんな内容のものであればベストなのか紹介していきたいと思います。

送りだす想いを伝えよう!

結婚式には、結婚する側も、それを祝福する立場である側にも、様々な感情があると思います。もちろんおめでたいことなので、嬉しい気持ちやお祝いしたい気持ちが根底には誰でもあるでしょう。
しかし、今まで一番近しかった人が遠くへ行ってしまうような、どこか新しい場所へ旅立ってしまうような、そんな寂しさを感じる人も中にはいるでしょう。
相手との距離が近ければ近い程、寂しさや送り出す気持ちは強いのかもしれません。その気持ちを正直に電報にすることも大切です。
もちろん、「離れていくようで寂しい、辛い」などのようなマイナスな表現はタブーです。結婚とは、新しい場所で家族を作ったり新しい自分を発見するための門出です。
旅立って大きく成長することを願うような気持ちを正直に伝えれば、相手にも感動が伝わるのではないでしょうか。

ベタな温かい言葉を使おう!

もうひとつの方法は、ベタな温かい言葉を繰り返し使うという方法です。感動させるために思ってもいない言葉を並べても何の意味もありませんが、ちゃんと心から思っている言葉であれば相手の心にも響くはずです。
結婚をひとつの区切りと考えて、これまでの出来ごとや二人で過ごしてきたことに感謝の気持ちを伝えてみてはいかがでしょうか。
学生時代からの親友や、職場での同僚など、親しい間柄であればあるほど、友達として過ごしてきた思い出が多いでしょうし、感謝できる出来ごとも多いはずです。
「出会ってくれてありがとう」、「一緒に過ごしてくれてありがとう」と、ありがとうの気持ちを素直に伝えながら、これからも変わらない友情を持ち続けたい気持ちを綴れば、相手にもその気持ちが伝わり、きっと感動してくれるはずです。

感動してもらえる電報例

では具体的に、どんな文章が感動的なのか紹介してみたいと思います。会社の上司や人生の先輩からいただくと、割と感動的に捉えてもらえるのが、落差を付けた文章です。
結婚は幸せなことばかりではなく山もあれば谷もある、けれど持ち前のガッツで君なら乗り越えることができる、というような内容です。
尊敬している目上の人からであれば感動的なアドバイスとして受け取ってもらえるでしょう。
他には、有名な名言を加えてもいいでしょうし、新郎もしくは新婦が相手のことを褒めていた内容や言葉を借りて、ここだけの話のように紹介するのも喜ばれるでしょうし、自分が知らないエピソードであれば感動するでしょう。
結婚という一大イベントに相応しい内容で、相手のことを思いやった内容であれば、その熱量で気持ちが伝わるはずです。

まとめ

本当に感動してもらいたいのであれば、まずは相手を思いやって心から祝福する気持ちを持つことが大切です。その気持ちは友人であればこそ、親しい間柄であればこそ、必ず伝わるものだと思います。
そして、結婚式という場所に相応しい言葉を使うことも忘れてはいけません。結婚式と祝電のマナーを守りながら、精一杯相手を祝福し、大切に思う気持ちを綴った文章を送ってあげましょう。
例えその場にいなくても、気持ちが伝われば嬉しく感じてくれるでしょうし、強い印象として心に残るはずです。