一度でも電報を送る手配をしたことがある方はご存知だと思いますが、今は内容に合わせた定型文が豊富にあります。
言葉に迷ってしまう方は定型文の中から選ぶというのも、もちろんひとつの方法ではあります。
ですが、それでは面白みがないのでもっと個性的な文章にしたい、と思う方も中にはいるでしょう。
そんな方におすすめなのが英語を使った祝電です。新郎新婦の印象にも残りやすいでしょうし、披露宴会場が盛り上がる可能性もあります。
しかし、使い方を間違えてしまうと若干引かれてしまうこともあるので注意が必要です。あまり英文に馴染みがない方でも、うまくポイントを抑えて祝電を送る方法を紹介したいと思います。
英語を使った電報は結婚式でどのような影響を与えるのでしょうか。
ひとつは堅苦しさを失くす効果があります。一言英語を添えるだけで、明るく砕けた印象になり、更に英文の部分は強調されるのでより一層お祝いの気持ちを込めることもできるでしょう。
英文には、シンプルでありながらもオシャレでセンスが良いと思わせるフレーズが多いため、送った人のセンスが良いという印象も与えます。
また、親しみのこもった印象も与えるため、仲の良い友人や同僚などの結婚式で使用するにはぴったりではないでしょうか。
電報は披露宴の最中に読み上げられることがほとんどですので、聞いているゲストの方にも印象に残るような祝電となるでしょう。
英文祝電の良いところは、オシャレでセンスの良い印象を与える、新郎新婦に親しみを与える、会場で聞いているゲストの方にもインパクトと好印象を与えることができる、などではないでしょうか。
しかし、英語であればどのような使い方をしてもセンス良く響くというわけではありません。最初から最後まで英文という長文を使ってしまっては、分かる人にしか伝わりませんし、会場中が静かになってしまう可能性もあります。どのように英語を使うのが効果的なのでしょうか。
送る側も、受け取る新郎新婦側も、さほど英文に慣れていないのであれば、ポイントとして英文を入れてみることからおすすめします。
例えば、「おめでとうございます」の部分だけを「Congraturations!」に変換してみるだけでも印象はかなり違ってきます。
その後に新郎新婦の名前を入れてみるとよりセンスがアップするでしょう。もう少し上級者であれば、少し長めの文章を使ってみてもいいかもしれません。
読み上げる方や会場にいるゲストの方に向けて、英文の後に日本語訳を一緒に入れてあげると親切でしょう。
では実際にどんな文章が好まれるのか、英文電報の文例を紹介したいと思います。
まず一般的なのは、「Congraturaitions on your happy wedding May you be forever happy!」というものです。
こちらは「結婚おめでとうございます。末永くお幸せに!」という意味になります。
他にも「Congraturaitions!I wish you many years of happiness(おめでとう!末永い幸せをお祈りします)」や、
「Sincerely congratulate the two of married(二人の結婚を心から祝福します)」、「I pray for you to build a warm family full of smiles(笑顔溢れる温かい家庭を築くことを祈っています)」などの英文があります。
日本語でも英語でも、お祝いの言葉に大きな差はないようです。
長文となると難しいと感じる方も多いと思いますが、途中のおめでとうだけを変換してみたり、締めの言葉だけを英語に変えてみるという方法もあります。
使いなれなくて恥ずかしいという方は、まず短い英単語から始めてみてはいかがでしょうか。新郎新婦のちょっとした笑いを誘えるかもしれません。