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結婚式で受ける電報のユニーク文例

結婚式の電報を送るなら、丁寧なお祝いの言葉も良いですが、新郎新婦だけでなくゲストも楽しめるような、センスが光る個性的な文面も喜ばれます。せっかく送るなら自分らしい内容や、親しい間柄だから言えることを盛り込んでみたいものです。そうは思っても、突然、ユニークな文面を考えるのは難しく、失敗すると新しい門出を台無しにしてしまう可能性もあります。そこで、会場全体が盛り上がる面白い祝電や、ウィットに富んだ祝電の文例をご紹介します。

新郎新婦やゲストを巻き込む

会場全体が盛り上がるには、誰かを誹謗中傷するような内容や、暴露や下品な言葉はご法度です。時事ネタを盛り込んだり、流行りのハッピーエンドドラマをもじったりすると、誰もが笑える祝電になります。仕事に絡めた文面は、職場のゲストが多い式にはうってつけです。「我が社の最高品質で、永年、品質を保証いたします」「弊社イチオシ商品なので返品は受け付けません」「祝福の量だけ山盛りの仕事を用意しておきます」など、社会人ならばニヤリとする内容もお勧めです。また、文面で会場の人たちを動かすのも、面白い余興となります。「みなさんで万歳三唱をしてください」「○番目に座っている方はお祝いを一言いってください」「新郎新婦はお互いに『愛してる』と10回いってください」など、電報でありながら会場全体を巻き込み、おおいに沸かせることもできます。

親しい仲だからこそできるメッセージ

プライベートで頻繁に連絡をするくらい親しい仲なら、自分たちの関係にちなんだ文面も良いでしょう。「独身同盟を誓いあったのに」「私のほうが先に婚活を始めたのに」「社内で一番人気の○○さんをゲットして」など、ちょっと恨み節に聞こえるくらいのユニークな文章でも、親しい仲ならではのご愛嬌。シニカルな内容を笑いに変えるポイントは、新郎新婦を上げて自分を下げる文面と、心からお祝いしたいと思う気持ちです。最後にきちんとしたお祝いの言葉を添えれば、自分らしさが盛り込まれた、喜ばれる祝電になります。人気タレントの口ぐせを真似たり、お互いに共通の趣味やキーワードを絡めた文面も、自分の言葉でお祝いしたい人にお勧めです。また、新郎新婦のどちらかとだけ仲が良い関係でも、二人をお祝いするシーンなので、必ずどちらにも触れる文面を考えましょう。

季節を意識したオシャレな文例

季節を文面に取り入れると、丁寧なメッセージでも個性が光ります。春の結婚式なら桜や年度始めを感じるキーワードを入れたり、夏は高気圧や暑さに負けない関係を説いたり、秋ならば紅葉に夫婦の円熟をかけたり、冬なら雪解けや寒さに耐える美徳を盛り込むなど、ちょっとした一言で自分らしさを演出できます。季節にマッチしたプリザーブドフラワーを添えた祝電で、使用している花材の花言葉をお祝いにつなげた文面にすれば、心に残る贈り物となるでしょう。最近はメッセージを入れられるバルーンやプレゼントを添えられる祝電もありますので、新郎新婦が喜んでくれるスタイルを選んでください。また、「クリスマスにプロポーズした」「花火大会の時に告白した」など、結婚する二人の節目のエピソードに絡めた文章も、会場が盛り上がり、忘れられないお祝いの言葉になるでしょう。

まとめ

ユニークな文例や笑える文面など、探せば探すほど様々な例を見ることができますが、新郎新婦が贈られて嬉しいのは、その人らしさが溢れる文章です。あまりに奇抜なアイディアや、普段の人物像から想像がつかないような言葉より、笑えなくても気が利いていなくても、人柄がしのばれる言葉のほうが、効果的にお祝いする気持ちを伝えられます。新郎新婦が主役だということを忘れずに、笑いを盛り込みつつも、心のこもった祝電を送るようにしてください。